【うつ病】障害厚生年金2級に認定された事例

うつ病の事例
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うつ病

うつ病の事例
  • 傷病名:うつ病
  • 性別:女性
  • 年齢:40代

認定結果

  • 年金種類と等級:障害厚生年金2級
  • 支給額:年間約120万円

ご相談時の状況

40代女性は、法テラスの方から障害年金と県の社会保険労務士会の無料電話相談のことを教えてもらったそうです。

神奈川県の社会保険労務士会の年金相談窓口に電話をかけて相談されたところ、私はそのときの相談担当者として、相談に乗りました。

40代女性は社労士の紹介を希望しており、偶然にも同じ市内に住んでいたことから、社労士会を通じて私が依頼を受けることになりました。

相談から請求までのサポート

40代女性の障害年金相談は、ご自宅への訪問から始まりました。初回の相談は約2時間です。40代女性とお父さん、そして社労士の前原で話し合いました。

年金の加入状況、過去と現在の体調、発病から現在までの経緯をヒアリングし、障害年金の制度、費用について詳しく説明しました。

40代女性は、自力で手続きを進める際、過去の体調や病院の経歴整理が難しかったそうです。学生時代に不眠を発症し、就職後も転職を繰り返し、いくつかの病院を受診していました。そのため、初診日がどの病院になるのか不明で、どうすればいいか悩んでいたそうです。

社労士として40代女性の状況を整理し、初診日を特定するためのアドバイスしました。この過程で信頼していただけたので、契約に至りました。

契約後、40代女性が診断書を取得し、他の書類作成や進捗管理はすべて私が担当しました。訪問は4〜5回ほどで他の方よりも多かったのですが、こちらの女性が悩んだり、不安に思うことが多かったからです。

たとえば、医師の診断書を取るためにどのように話せばいいかなど悩んでいたので、その都度ご自宅に訪問して、アドバイスをしました。

書類全体の準備には2ヶ月、医師の診断書の作成を待つのに1ヶ月かかり、全体で約3ヶ月で障害年金の請求書類の作成が完了しました。

結果

結果、障害厚生年金2級の受給ができました。

その後のサポート

実は、障害年金の受給後にもサポートをしました。障害年金の受給後、お父さんからお支払いの相談があり、カフェでお会いした時のことです。

お話をしているうちに、娘さんの年金支払いについて悩んでいるという話になりました。

ご両親はずっと子供(40代女性)の国民年金の費用を代わりに支払っていたそうです。

しかし、「障害年金の厚生年金の二級を受給するようになったので、法定免除という制度を利用して、保険の免除ができるようになりますよ」と私が話すと、「そんなことができるんですか!?」と驚かれました。

当事務所で代わりに手続きを代行すると、ご両親の年金から出されていた子供さん(40代女性)の負担が減り、非常に感謝されました。

まえはら社労士

こちらの方は、母親からお小遣いをもらっていたけど、障害年金を受給できてから自分の中から出せるようになったそうです。

病気になってから親に申し訳ないと思っていた気持ちが、障害年金の受給をきっかけに楽になったとおっしゃってました。

障害年金の受給後、カウンセリングも受けて、体調を戻せるように努力もできるようになったそうです。

ご両親の経済的な負担も減り、感謝をされたので、本当にやった甲斐がありました。

また直接会ってお話をすると、依頼者から雑談の中で、他の悩みや疑問で悩みを話されることがあります。

社労士として「この社会保険制度を使えば、その悩みは解決できますよ」と会話の中で提案できるので、このスタイルでやっていてよかったと感じました。

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